宣言:可能性01

ビッグ・イシュー(The Big Issue)は、「ホームレスが売る雑誌」として有名な雑誌で、「ボランティアではなく、ホームレスの自立」を目指して、「ホームレスとのパートナーシップ」で新しいビジネスモデルとしてつくられた。また最近「社会的起業家」「ソーシャル・アントレプレナー」という言葉がよく登場し、その代表事例として、このBig Issueが出てくることが多い。

http://www.bigissue.com/
http://www.bigissue.jp/

先日Big Issue創業者ジョン・バード氏の話を聞く機会があったのと、下記の本を読んで「現代の可能性」をあらためて考えることがあった。
今まで社会の中で、「潜在的な能力・資質」があっても、今までは表に出る機会の少なかった人も多い。
私達のデザイン関係だと、描くのが好き・作るのが好きという人の中には、制作する部分の「潜在的な能力・資質」があっても外部とのコミュニケーションが苦手という人も多い。
最近は、ネットという手段を使って「活動する機会」が格段に広がったが、そうした人達の「潜在的な可能性」は、まだまだ活用されていないと思う。
そうした人達の「潜在的な可能性」が十分に活かせる仕組みづくりが出来たらと考え、今準備している。

ビッグイシュー 突破する人びと―社会的企業としての挑戦

ビッグイシュー 突破する人びと―社会的企業としての挑戦

Big Issueの創刊までの経緯、関わったスタッフや販売員の紹介、雑誌のコンセプトから今後のBig Issueについて、客観的に詳しく書かれている。

PORSAS blogより転記